わたしたちは、天理教の教祖(おやさま)が教えてくだった「陽気暮らし」の理想に向けて学びと試みを続けております。その教えを会長様からは下記のとおり教えて頂きました。
人間は皆々神のかしものや、何と思うて使うているのや
(三号 41)
感染症や自然災害などで世界が揺らいでいる昨今、私たちの生き方が問われている気がします。
親神様は、人間が陽気暮らしをするために、この世界と人間をお創りになった。この世界は、をやのふところすまい。
・すべて、当たり前はない。いのちを初めとしてありとあらゆるものは無限の豊かさそのもの。だから、心はおのずと安らぎ、喜び、感謝する。
・すべて、失うものはない。ありとあらゆるものは、恵み与えられている。だからなんでも惜しみなく提供できる。
・すべて、行き詰まりはない。火水風が汲めども尽きぬように。つまり、壁ではなく、陽気暮らしへの扉。
会長様から教え得て頂いたおやさまの教えを心に納めて、よろこび、つつしみ、はたらきの心で、今までの暮らしを見直してみる必要があると思います。
ひるがえって、当教会の初代会長が通った道すがらは、風前の灯からおやさまの教えをたよりに、生き方を見直した軌跡(奇跡)であります。いまこそ、我々自身で初代会長の思い、創立当初の信者さんが教会設立の声を上げた経緯を振り返り、自分たちの生き方を見直す機会にしたいと思います。
そして、せかいの陽気暮らしに向けて、また、個人個人の幸せ(運命をよくすること)を目標に、心の成人を目指した学びと試みを、小さなことでよいので、できることからさせてもらいたいと思います。その結果として、親神様、おやさま、会長様、奥様、おやおやに、少しでも成人した姿を見せて、お喜び頂きたいと思います。


