教えの道しるべ ~11) つとめ ~

世界(せかい)(ぢゅう)人々(ひとびと)をたすけ、()(なか)陽気(ようき)くらしに()()えていくことが天理教(てんりきょう)目標(もくひょう)です。その実現(じつげん)具体的(ぐたいてき)方法(ほうほう)(たすけ一条(いちじょう)(みち))としてお(おし)(くだ)さったのが「つとめ」です。

つとめの根本(こんぽん)は「かぐらづとめ」にあります。かぐらづとめは、人間(にんげん)世界(せかい)をお(つく)りになった親神様(おやがみさま)のご守護(しゅご)を、もう一度(いちど)この()(あらわ)して、陽気(ようき)くらしの世界(せかい)実現(じつげん)するためにお(おし)(くだ)さったのです。

人々(ひとびと)がほこりのない()()った(こころ)で、(いさ)んでつとめをする(とき)親神様(おやがみさま)(いさ)まれ、人間(にんげん)(いのち)のみならず、()(なか)(おさ)まりから自然(しぜん)(めぐ)みにいたるまで、(よろづ)一切(いっさい)のご守護(しゅご)(くだ)されるのです。

つとめる(ひと)は、男五人(おとこごにん)女五人(おんなごにん)の「つとめ 人衆(にんじゅう 」と()ばれる人々(ひとびとれよってた(おこな)われます。

親神様(おやがみさま)人間(にんげん)とこの()創造(そうぞう)されるにあたり使(つか)われた(とお)(はたら)きを、十人(じゅうにん)のつとめ人衆(にんじゅう)がそれぞれの手振(てぶ)りに(あらわ)してつとめます。

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