「元はじまりの話」は、人間世界創造の元はじまりの話であるばかりでなく、親神様のご守護と救済の元になる話です。「元はじまりの話」には、次のようなことが説き明かされています。
①人間とその世界は親神様によって創造されました。人間はすべて親神様の子どもであり、おたがいに兄弟姉妹です。
②親神様の人間創造の目的は「陽気ぐらし」です。
創造の時より、人間は親神様のご守護に育まれて今日まで成長してきました。親神の守護は人間の心通りの守護ですから、 陽気ぐらし世界は、心の成人にともなって実現されていくのです。
③「神のからだ」である自然世界は、人間の成長に応じて整えら れ、出来てきました。
④親神様が、教祖を「月日のやしろ」として、この世の表に現れられた奇しきいんねん、すなわち、「教祖魂の いんねん」「屋敷のいんねん」「旬刻限の理」を明らかにしています。
⑤人間世界を救済する方法として教えられた「かぐらづとめ」により、なぜたすかるのか、また、なぜそのようにつとめるのかを教えています。