ふだん何気なく使っている、私たちの身体ですが、
よく考えてみると、これほど不思議なものはありません。
目覚めているときも、眠っているときでさえ、
休みなく心臓は動き、生命活動が続きます。
人間の身体は、親神様から貸し与えられた「借り物」で、
親神様からすれば「貸し物」なのです。
しかし、私たちは親神様のロボットではありません。 「心の自由」を許され、自分の頭で考え、
思い通りに「借り物」の身体を動かして、
人生を自分の心ひとつで「生きる」ことができるのです。
私たちが親神様からお借りして
心のおもむくまま日々使っている道具は
「目、耳、鼻、口、右手、左手、右足、左足、男女一の道具」の 「九つの道具」です。
内臓などの他の道具はいちいち意識しなくても
親神様のご守護により、休みなく働いてくれます。
「九つの道具」は外界から情報を得るセンサーであり、
外の世界へ作用を及ぼすための道具でもあります。
そして、これらの道具を、日々どのように使うかで、
私たちの人生が決まってゆくのです。