教えの道しるべ ~05) 元はじまりの話(要旨) ~

親神様(おやがみさま)は、陽気ぐらし(・・・・・)()(とも)(たの)しみたいと思召(おぼしめ)して人間(にんげん)創造(そうぞう)されました。

・まず夫婦(ふうふ)雛型(ひながた)をこしらえようと、 うを・・(魚)と (白蛇)を()()せ、最初(さいしょ)()みおろす()(かず)年限(ねんげん)()った(あかつき)に、(かみ)として(はい)をさせるとの約束(やくそく)のもと、承知(しょうち)をさせて(もら)()けられました。

・さらに、六種の道具(どうぐ)(しゅう)()()せ、承知(しょうち)をさせて(もら)()け、(たべ)べてその(しょう)見定(みさだ)め、それぞれに(おう)じた役割(やくわり)使(つか)われました。

(どろ)海中(うみなか))どちょ(・・・)(みな)()べて、これを人間(にんげん)(たね)とし、夫婦(ふうふ)離型(ひながた)(つき)()()()み、もとの ぢば(・・で、九億九万九千九百九十九人(くおくくまんくせんくひゃくくじゅうくにん)()(かず)宿(やど)()まれました。

最初(さいしょ)五分(ごぶ)から()まれ九十九年(くじゅうくねん)とに三度(さんど)出直(でなお)し、()まれ かわりを(かさ)ね、四寸(よんすん)まで成人(せいじん)して(みな)出直(でなお)ました。

・そののち、(むし)(とり)畜類(ちくるい)などと八千八度(はっせんやたび)()まれかわりを()て、最後(さいご)に「めざる」が一匹(いっぴき)(のこ)りました。その(はら)(おとこ)五人(ごにん)(おんな)五人(ごにん)人間(にんげん)宿(やど)り、五分(ごぶ)から()まれだんだん成人(せいじん)するとともに、海山(うみやま)天地(てんち)なども次第(しだい)形作(かたちづく)られ、五尺(ごしゃく)になったとき、世界(せかい)出来(でき)人間(にんげん)陸上(りくじょう)生活(せいかつ)をするようになりました。

・この(あいだ)九億九万年(くおくくまんねん)水中(すいちゅう)住居(すまい)六千年(ろくせんねん)知恵(ちえ)()()み、三千九百九十九年(さんぜんくひゃくくじゅうくねん)文字(もじ)()()みをもって(そだ)てられ、()(かず)年限(ねんげん)経過(けいか)した約束(やくそく)(とき)立教(りっきょう)(もと)一日(いちにち)です。

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