教会の郵便受けの横にある掲示を更新しました。
6月は【世界をどう解釈するか?】です。
---------------------------
【世界をどう解釈するか?】
人生にはさまざまな問題がある。
一体、どこから、どんなふうに問題は起きてくるのだろう?
世界に大きな影響を与えた19世紀の思想家カール・マルクスは「哲学者たちは世界を解釈してきたが肝心なのは世界を変えることである」と書いた。
しかし、哲学者だけでなく、人は皆、いや他の生物さえもすべては世界を解釈し、その感覚や思考に基づいて行動している、と私は思う。
例えば、ハチがミツを吸い、カエルがヘビを恐れるのもこれは食べ物だと解釈し、あれは危険だと解釈するからではないか。
彼らの解釈法は、ほぼこの二種類に代表されるから世界はごく単純に映っているようだが人間の場合は、関係性が多様化し、その分、世界は複雑多岐になる。
人類は食物連鎖の一番頂点に立ったのだから生物的にはもはや争い合う必要はなくなったのになおも家庭内から国家や民族にいたるまで果てしなく闘争を続けるのは、相手を敵と解釈しその解釈を無意識に、あるいは確信犯的に実行するからである。
まずは、各自の解釈が自分と相手にどういう結果をもたらすかをよくよく考えなければならない。
---------------------------